Medical10.顎関節症

顎関節症
早期に適切な処置が
必要です。

顎関節症の多くは、早期に適切な処置で日常生活に支障をきたすことなく過ごせるようになります。
あごを動かす時に、変な音がする、痛みがあるなど、不快に感じた場合、なるべく早く歯科医師にご相談ください。

早期に適切な処置で日常生活に支障をきたすことなく過ごせます。

顎関節症とは

顎関節には下顎頭(かがくとう)と関節窟(かんせつか)との間にはさまれた関節(かんせつ)円板(えんばん)という軟骨があり、クッションのような働きをしています。
お口を閉じた状態では上下の骨との間に位置していて、健康な人では開口時に下顎頭と関節円板は一緒にスライドします。

顎の周辺には筋肉や神経が複雑に入り組んでいて、食事や人との会話、顔の表情によって、さまざまな動きをします。
これら顎の関節や筋肉を動かす時に、異音や痛みで支障をきたしているのが顎関節症です。

あごを動かす時に不快な音がする、痛みがある、口が開けづらいなど、あごの関節の動作に不快感がある方は、顎関節症の疑いがあります。
人によっては頭痛やめまい、肩こりや腕・指のしびれを引き起こす場合もあります。

顎関節症とは

顎関節症の主な症状

  • 口を開こうとすると、関節や顎を動かす筋肉が痛む

  • 十分に口を開けられない

顎関節症の原因

  • 外傷や打撲による関節円板のズレ

  • かみ合わせの異常

  • 歯ぎしりや食いしばりなどによる顎関節への負担

  • 精神的ストレスや心理的要因による咀嚼筋の過度の緊張 など

顎関節症の治療法

スプリント療法

顎関節症では噛みあわせの悪い場合が多くあります。
その噛みあわせをスプリントと呼ばれるマウスピースで補正します。
正しい噛みあわせになることで、あごの関節や周辺の筋肉の緊張がほぐれて痛みが軽減し、口が開けやすくなります。

開口訓練

指3本が縦に入るくらい口を開き、上を向いた状態で20秒から30秒静止する。
これを1日2回行います。
※これができない方は、開口5秒を頻繁に行う。

TCH改善法

TCHとは、くいしばりや噛みしめるクセなどのこと。これらを改善し、咀嚼筋などの緊張をほぐし、顎関節症を軽減していきます。

このほか、ご自宅でのマッサージ法などのパンフレットをお渡しします。

顎関節症の多くは、早期に適切な処置で日常生活に支障をきたすことなく過ごせるようになります。
あごを動かす時に、変な音がする、痛みがあるなど、不快に感じた場合、なるべく早く歯科医師にご相談ください。

開口訓練
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