Medical03.口腔外科
守る治療を心がけています。
抜歯や事故などでの思わぬ外傷、口腔ガンなど、歯だけでなく口腔全体を扱う治療を行います。
口腔外科とは
歯だけでなく口腔(お口のなか)全体、顎や口周辺にかかわる疾患を扱う専門的な歯科治療となります。
虫歯や歯周病などによる抜歯や、交通事故やスポーツでの思わぬ外傷、口腔ガンも口腔外科で扱う治療です。
みかりば・小幡歯科医院では、治療する歯だけでなく、歯や顎など口腔全体を守る治療を心がけています。
親知らずの治療
親知らずとは、歯列の一番奥、永久歯の中で最後に生えてくる歯です。
日々の歯みがきではブラッシングが難しい場所でもあるため、虫歯になりやすい歯であり、顎の状態によっては正しく生えてこず、横向きや歯肉の中で埋まったままになってしまうなど、トラブルの多い歯でもあります。
そのままにしておくと他の健康な歯や、顎にも悪影響を及ぼしてしまう可能性がある場合は、口腔外科で歯肉を切開して抜歯する場合があります。
抜歯について
人生100年時代のいま、いつまでもご自分の歯で健康的な生活を送っていただくためにも、みかりば・小幡歯科医院では、なるべく抜かない治療を心がけていますが、無理に残した場合ほかの健康な歯に悪影響を与えてしまう可能性があるなど、やむを得ず抜歯する場合があります。
何らかの影響で歯を抜かなければならなくなってしまった場合は下記のことに注意してください。
また運動や入浴など、血のめぐりが良くなることで、傷口から出血する場合がありますので注意が必要です。
抜歯後の注意事項
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抜歯した当日は、激しい運動などをせず、安静にしてください。
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入浴は簡単に、シャワー程度にしてください。
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食事は反対側の歯で噛むなど、傷口に当たらないように、また刺激物は避けてお摂りください。傷口が治るのには栄養が必要ですので、栄養は十分に摂ってください。
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麻酔が切れかかるときに、痛みや違和感を感じることがありますので、その際には痛み止めを飲んでください。
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抜歯後、糸で縫合した場合は、気になって舌や指で触ったりしないようにしてください。糸は傷の治りをみて1週間程度で抜糸いたします。
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抜歯後に止血の確認をしています。唾液に血液が混じるのは出血ではありません。強いうがいなどで血の固まりが取れるとかえって出血してしまいます。
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歯ブラシは抜歯後1~2日は傷口を避けてください。血の固まりが取れると出血したり、痛みが出たり、傷の治りが悪くなります。
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治療後、万が一ダラダラと出血した場合は、ティッシュやお渡しした綿を丸めて15分~20分ほど強く噛んでおいてください。
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お酒は抜歯した当日は控えてください。
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喫煙は傷口の治りが極端に悪くなりますので、抜歯前と抜歯後それぞれ2週間は禁煙をおすすめします。
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抜歯後の痛みは、抜歯後の感染によるものもありますので、お出ししたお薬は痛くなくても指示通りに服用してください。
抜歯後、いつまでも痛みが取れない、腫れる、血が止まらないなど、気になることや心配なことがあればご連絡ください。
みかりば・小幡歯科医院では、大学病院や口腔外科専門の医療機関と提携しています。
安心して治療を受けていただく環境を整えていますので、口腔外科に関わる治療についてお気軽にご相談下さい。