Medical05.予防歯科
第一歩です！
お口の健康が、身体の健康と深いつながりがある事がわかっています。
定期的な予防歯科治療を受けることで、糖尿病、脳梗塞。心筋梗塞や認知症のリスクを軽減することにもつながります。
みかりば・小幡歯科医院では「人生100年時代、100歳まで20本の歯を」をモットーに、いつまでも元気な歯を維持していただくために、予防歯科を重視しています。
予防歯科とは
予防歯科とは、虫歯になってからの治療ではなく、ならないようにするための予防を大切にすることです。
歯とお口の健康を積極的に守るため、歯科医院での「プロケア（プロフェッショナルケア）」と、歯科医や歯科衛生士による患者さまのお口の状態にあったブラッシング指導などを行い、ご自宅で実践していただく「セルフケア」の両方で「予防歯科」を進めて参ります。
予防歯科は健康生活の第一歩です。
当院では、元気な歯の維持のために予防歯科治療を行っています。
歯を長持ちさせ生涯自分の歯で食事を楽しむために、歯科医院は「痛くなっていから行くところ」と思っていませんか？
もちろん痛みや噛みにくいなどの症状がある時に歯科医院に行くのは当然ですが、歯を長持ちさせ生涯自分の歯で食べるためには、痛みがなくても１カ月に1回など定期的なメンテナンスを受けることが大切です。『生涯自分の歯で食べたい』、『入れ歯にしたくない』という方は、是非当院の予防歯科にてメンテナンスをお受けください。
歯や歯ぐきのことで悩みがある方はもちろん、健康な方、健康だと思っている方、歯も心も元気になっていただけるようお手伝いします。
予防歯科治療の種類
口腔内検査
「虫歯のチェック」や「歯周病の検査」など、患者さまのお口の状態を検査します。
歯科医師により虫歯の有無や、歯そのものの健康状態をチェックしていきます。
レントゲン写真や口腔内カメラを用いて、虫歯や歯周病を細かく検査し、患者さまにあった予防歯科治療を進めていきます。
ブラッシング指導
口腔内検査の結果をもとに、患者さまお一人おひとりにあったセルフケア方法を指導します。
虫歯や歯周病の予防には、毎日の歯みがきが大切です。
ですが、お口の状態にあったブラッシング法でなければ、予防効果を出せないだけでなく、逆に歯の表面や歯茎を傷つけてしまう場合もあります。
ご自宅での最適なセルフケアを行っていただくために、歯科医師や歯科衛生士によりブラッシング指導をさせていただきます。
プロケア(プロフェショナルケア)
毎日の歯みがきだけでは取り切れない汚れや歯石を健康的に取り除き、磨き上げるプロフェッショナルによるクリーニングです。
歯の汚れや歯石を取るスケーリングや、専用の機器を使いさらに細かい汚れ取や、歯の表面を滑沢に磨き上げる「PMTC（Professional Mechanical Tooth Cleaning）」で虫歯や歯周病になりづらい口腔環境を整えます。
PTMCとは？
ブラッシングでは取り切れないプラーク（歯垢）や歯石をスケーリングなどで除去し、さらにラバーやシリコン製の器具やブラシを用いて徹底的に汚れを除去します。
また歯の表面をフッ素入りの細かい研磨剤で磨け上げることにより汚れが付着しづらい歯に整えます。
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虫歯や歯周病の予防
ブラッシングでは取り切れないプラークや歯石を除去し、歯の表面をツルツルに磨き上げることにより新たなプラークを着きづらくします。
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バイオフィルムを除去
バイオフィルムとは、歯垢が溜まって膜のようにこびりついたもので、粘着性が高いため普段のブラッシングでは落としづらいのが特徴です。PMTCでは、専用の器具を使いながら、このバイオフィルムも除去していきます。
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着色汚れを除去
飲み物やタバコのヤニなどの着色汚れを除去し、本来の歯の色を取り戻すことができ、また、歯の表面を磨くことで、汚れ自体をつきにくくします。
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歯の質が強くなる
フッ素入りの研磨剤を使い歯の表面を磨き上げることで、フッ素の効果により歯の質が強くなります。またフッ素は虫歯菌の酸を作り出す働きを抑える効果もあるため虫歯への抵抗力が上がります。
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口臭の改善
ブラッシングでは取り切れない汚れを徹底的に除去することにより、口臭の原因の一つであるプラークや歯石からの悪臭が無くなり、口臭が改善します。
フッ素塗布
歯にとってフッ素は、エナメル質の修復促進、歯質強化、菌の働きを弱めるなど、虫歯の発生を防ぐ効果があります。
虫歯は、主にミュータンス菌などいわゆる虫歯菌が、歯に残った糖分を取り込み酸を出すことによって歯が溶かされ発生します。
フッ素は虫歯菌が酸を作り出す働きを抑える効果があり、新たに虫歯になることを予防します。またフッ素には歯の再石灰化を促し、歯を強化する効果があります。
クリーニングを行った歯にフッ素を塗布することで虫歯を予防します。
しかし歯に歯垢が付いている状態で、フッ化物を塗布しても効果は期待できないので、PMTCなどで歯垢をしっかり除去したきれいな状態で受けることが大切です。
フッ素の効果は約3か月と言われていますので、定期的なメンテナンスをお勧めします。
セルフケア
予防歯科は、歯科医院でのプロケアだけでなく、ご自宅でのセルフケアを両立することでより効果的となります。
歯科医院で受けたブラッシング指導をもとに、ご自宅で歯ブラシを用いた毎日のブラッシングや、デンタルフロス・歯間ブラシなども併用することをお勧めしています。
歯みがき、ブラッシング
お口や歯の大きさなど、人それぞれです。患者さまにあった歯ブラシを使ってブラッシングすることが虫歯予防には効果的です。
汚れが残りやすい歯と歯の隙間のブラッシング方法や、歯肉へのマッサージも含めて患者さまにあった歯ブラシをご提案します。
デンタルフロス・歯間ブラシ
歯ブラシが届かない歯と歯の隙間にはプラークが残りやすく、そこから虫歯になるケースも多いです。
ブラシの届かない箇所のセルフケアには、デンタルフロスや歯間ブラシが効果的です。
歯科医師や歯科衛生士によるブラッシング指導になかで、患者さまのお口にあったデンタルフロス・歯間ブラシの使用方法もご提案します。