Medical01.一般歯科
100歳まで20本の歯を!
みかりば・小幡歯科医院では
「人生100年時代、100歳まで20本の歯を」をモットーに、
なるべく抜かない、削らない治療を心がけています。
虫歯のメカニズム
虫歯は、お口の中にいる虫歯菌(ミュータンス菌)が、歯に付着した糖分を分解し酸を作り出し、歯のエナメル質を溶かすことで発生します。
歯の表面や、歯と歯の隙間には、食べかすなどの汚れが残りやすく、時間が経つと歯垢(プラーク)という細菌の塊が形成され、歯垢を温床に虫歯菌は増殖します。
糖分エサに増殖する際に作り出される酸が、歯の表面を守っている硬いエナメル質を溶かし、エナメル質の下にある象牙質や、神経まで侵されると痛みが出てきます。
虫歯は早期で治療すれば、エナメル質を少し削り取る治療で済みますが、進行してしまった虫歯は、象牙質まで削らなければならなくなり、歯の根っこまで進行すると神経を取り治療するため、治療期間も長期になります。
さらに放置してしまうと歯が抜け落ちてしまうこともあります。
一度虫歯になってしまった歯は、自然に治ることはありません。
いつまでも大事な自分の歯を1本でも多く守るため、虫歯の早期発見、早期治療をおすすめします。
もし、虫歯になってしまったら?
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小さな虫歯
c1|軽度虫歯の部分だけ削って、光で固まる硬質レジンを呼ばれる白くて目立たない硬質のプラスティックを充填します。早期発見できた小さな虫歯に有効で、歯を削る量も極少量ですみます。
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やや進行した虫歯
c2|中度進行してしまった虫歯は、硬質レジンだけでは噛む力に耐えられるよう、金属かハイブリットセラミックと呼ばれる虫歯治療用のセラミックをかぶせます。
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さらに進行した虫歯
c3|重度進行してしまった虫歯は、硬質レジンだけでは噛む力に耐えられるよう、金属かハイブリットセラミックと呼ばれる虫歯治療用のセラミックをかぶせます。
虫歯の進度について
虫歯の進度については中野院長の予防歯科教室第20回もご覧ください。
みかりば小幡歯科医院では、希望される患者様には白い被せ物をおすすめしています。
白い被せ物は基本的に自由診療になりますが、条件によっては保険も使うこともできますので、担当スタッフへお気軽にご相談ください。
もし、歯を失ってしまったら?
歯には、食べ物を噛む・咀嚼する以外にも、食べ物を飲み込む嚥下や、会話や顔貌(顔の形や様子)にも役立っています。
虫歯や歯周病が悪化して歯が抜けてしまった場合、失ってしまった歯の機能を補うために補綴(ほてつ=補い綴る)治療が必要になります。
歯周病
歯を失ってしまう原因で一番多いのが歯周病です。
35歳以上の約8割が歯周病もしくは歯周病予備軍と言われています。
歯周病は歯と歯ぐきの境目、いわゆる歯周ポケットに入り込んだ細菌に感染することで、歯肉が赤く腫れたり、悪化すると歯が抜け落ちてしまいます。
ほとんどの場合、痛みが無く、自分では発見しづらいため、気づかないうちに進行してしまう病気です。
歯周病の予防のためには、正しいブラッシングと定期検診が必要です。