第24回  歯周病菌が身体に及ぼす悪影響

歯周病はお口の中だけの病気ではないことが近年の研究により指摘されはじめています。
お口の中の歯周病菌が血液に流れ込むことで、全身の組織や臓器に影響を与えると考えられています。

人の歯は全部で何本?

インスリンの働きを抑制する毒素が増え、糖尿病が悪化します。その影響で、体の抵抗力が弱まり歯周病もさらに悪化します。

動脈硬化

歯周病の人はそうでない人の2倍以上も動脈硬化になりやすいと言われています。

誤嚥性肺炎

誤嚥性肺炎の原因となる細菌の多くは歯周病菌であると言われています。

早産・低体重児出産

妊婦さんが歯周病の場合、早産・低体重児の出産リスクが高まります。

骨粗しょう症

骨粗しょう症の人は、顎骨の骨密度が低下しやすく、歯周病が重症化する原因の1つといわれています。

脳梗塞

歯周病の人は2.8倍脳梗塞のリスクが高いといわれています。

歯科医院で定期検診を受け、良い状態を保つことができれば、その後の歯はもちろん、身体の未来は変わってきます。
歯も心も健康に過ごしていただけるよう、みかりば・小幡歯科医院を健康維持にご利用ください。