第26回 小さくてもツラい口内炎
人生100年時代!100歳で20本運動
あなたと一緒に人生を歩む「歯」
お口の豆知識を知り、歯の健康維持につながる栄養素の摂取と定期的なメンテナンスで世界にたった一つしかないあなたの歯を大切にしましょう。
口内炎の種類と原因
ほおの内側などにできる「口内炎」多くの方ができた経験があるのではないでしょうか?
一口に口内炎と言っても粘膜に起こる炎症の総称を言い、原因も痛みの出方も実は様々です。
一口に口内炎と言っても粘膜に起こる炎症の総称を言い、原因も痛みの出方も実は様々です。
アフタ性口内炎 | ストレスや免疫力の低下、ビタミン不足などが原因。 |
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カタル性口内炎 | 誤って噛んでしまった所や、矯正装置・義歯などがあたった所が赤くただれて痛みます。 |
ウィルス性口内炎 | ウィルス感染による口内炎。体の免疫力が低下して発症する「口唇ヘルペス」が有名。 |
カンジダ性口内炎 | カンジダというカビ(真菌)の一種が増殖してできます。高齢者や乳幼児、体調が悪い時などは注意が必要です。 |
その他 | 義歯の金属や食べ物などのアレルギーによってできる口内炎や感染症。またニコチンが原因でできることもあります。 |
口内炎を予防するには?
- 口腔内を清潔にしましょう
- お口の乾燥を防ぎましょう
- 生活改善をしましょう
日頃から歯みがきや舌のお掃除をしましょう。力を入れすぎた歯みがきや舌磨きは、歯肉や唇、舌の粘膜を痛めます!優しく丁寧に磨いてください。
疲労やストレスはだ液の分泌を抑え、唾液の持つ抗菌・清浄作用を低下させます。水分を補ってドライマウスにならないようにしましょう。
ストレスを軽減し、バランスの良い食事をして体の抵抗力を高める生活をしましょう。
口内炎が治らない場合は?
口内炎には、アレルギーや性感染症、自己免疫疾患など重大な病気が原因で発症している場合があります。なかなか治らない場合は放置せずに一度診察を受けましょう。また、健康管理の上から、内科も受診されるとより安心です。
口内炎が続くと食欲不振から栄養不足につながることも。辛い症状が続いたり治りが悪い場合はお気軽にご相談ください。歯科医院で定期検診を受け、良い状態を保つことができれば、その後の歯の未来は変わってきます。歯も心も健康に過ごしていただけるよう、みかりば・小幡歯科医院を健康維持にご利用ください。