第13回 いびきと健康!
いびきと健康!
あなたはいびきをかきますか?
「いびきをかく人」は
男性が4人に1人・女性は10人に1人程度と言われています。
「いびきをかく人」は
男性が4人に1人・女性は10人に1人程度と言われています。
いびきはどうしておこるの?
いびきは睡眠中、狭くなった気道を空気が通る際、喉の粘膜などが振動して起こる騒音です。
日本人は骨格的に顎が小さく、気道が狭いため、もともといびきをかきやすいと言われていますが、その要因は多様です。大きく分けると単純性のいびきと注意が必要な睡眠時無呼吸症候群を伴ういびきがあります。
【一時的な単純性のいびき】
これらのいびきは一時的なもので、原因が治ってしまえばいびきもおさまります。
- 疲労
- 飲酒
- 花粉症や風邪による鼻づまり
- ストレス
【睡眠時無呼吸症候群を伴ういびき】
いびきが慢性的で騒音も大きい、日中も眠気が取れないなどの場合は、睡眠中に気道が塞がり無呼吸状態になっている可能性があります。
- 口の周りの筋肉が弱まり、舌の付け根が沈下する
- 扁桃肥大、首の脂肪で気道が狭くなる
- 鼻が曲がっている、顎が小さいなどの骨格の問題
- 睡眠時無呼吸症候群の健康被害
- 睡眠時無呼吸症候群になると、眠っているときに呼吸が止まったり、止まりかける状態が繰り返されます。このため睡眠中に脳が酸素不足となり、様々な健康被害をもたらします。睡眠時無呼吸症候群は以下の健康被害をもたらします。
-
- 高血圧
- 心疾患
- 脳卒中
- 糖尿病
- 肥満
- 生活習慣病
など
当院では、睡眠時無呼吸症候群の治療も行っておりますので、お心当たりのある方は一度ご相談にいらしてください。