第2回 残った歯の本数と寿命は比例する?80歳で20本の歯を残そう!

残った歯の本数と寿命は比例する?80歳で20本の歯を残そう!

歯やお口の中を健康に保つことは、身体全体の健康状態にも良い影響を及ぼすと日本歯科医師会の研究により明らかになってきています。

高齢者の残存歯数は年々増加傾向にあり、80歳で平均して14本の歯が残存している。(下図参照)
厚生労働省や日本歯科医師会が推進している80歳で20本の歯を残そうとする「8020運動」の達成率は35%

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残った歯の本数が少なさは寿命とも比例し、
認知症などの発症率も上昇する

65歳以上の日本人2万人以上を対象とした4年間の調査では、残った歯の数が少ない人ほど寿命が短くなることが明らかになった。
死亡率は、20歯以上の人に比べて、10~19歯の人で1.3倍、0~9歯の人で1.7倍に上昇した。

愛知県の65歳以上の住民を3~4年間追跡した研究では、歯が多く残っている人では、認知症の発症や転倒する危険性が低いということが示された。

みかりば・小幡歯科医院では、お口の健康管理を効率的に行なうために、定期的なメンテナンスと予防ケアを推奨しています。
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左図の通り、(クリックして拡大)
お口の定期検診を受けた80代の方の平均現在歯数15.7本
に対し、
治療だけ受けた人(症状のある時のみ受診)は6.8本
と大きく差が出ています。

歯も心も健康に人生を楽しんでいただくためにも
「お口の健康づくり」を行なっていきましょう!