第21回 歯垢を取って歯周病予防
歯のヌメヌメが排水溝と同じ!?それが歯周病の原因!!
歯周病とは、この歯垢の中の細菌が歯肉に炎症を引き起こし、徐々に歯を支えている骨を溶かしていく病気です。
通常私たちのお口の中には「約300~500種類の細菌」がいます。これらの細菌は歯みがきが不十分だったり、糖分をたくさん摂り続けているとヌメヌメの歯垢を作り出し、歯の表面にくっついてしまいます。その歯垢とお風呂の排水溝やシンクの三角コーナーなどで見られるヌメヌメは実は同じ構造なんです。そんな歯垢1㎎には驚くことに「10億個の細菌」が住み着いていると言われています。
歯垢を取って歯周病を予防するには!?
お口の状態・全身の健康状態・喫煙・生活習慣などによって異なりますが、歯周病の予防には
- 歯ブラシなどによる「自宅でのセルフケア」
に加え、
- 「歯科医院でのプロフェッショナルケア」
を定期的に受け、歯垢を取り除くのが効果的です。