第53回 新型コロナウィルス第3波?重症化高リスクの合併症
一時は沈静化も見られた新型コロナウィルスですが、11月に入り連日感染者増加のニュースが報じられ、感染拡大第3波とも噂されるようになってしまいました。
これは、さまざまな場所で感染した人が家庭内に持ち込んだとみられる「家庭内感染」が最も多い感染経路とみられています。
今まで自粛していた飲食を伴う会食や、GoToトラベルを利用しての旅行など、感染リスクが高まっていると報道されています。
気温や湿度が低い今の時期はインフルエンザの流行も併せて、更なる感染防止対策が大事になってきます。
これは、さまざまな場所で感染した人が家庭内に持ち込んだとみられる「家庭内感染」が最も多い感染経路とみられています。
今まで自粛していた飲食を伴う会食や、GoToトラベルを利用しての旅行など、感染リスクが高まっていると報道されています。
気温や湿度が低い今の時期はインフルエンザの流行も併せて、更なる感染防止対策が大事になってきます。
新型コロナウィルス重症化の要因
新型コロナウィルス重症化の要因として挙げられるのが「年齢と持病」です。糖尿病、高血圧、呼吸器疾患、血管疾患などお持ちの方は重症化リスクが高くなります。
また超高齢者社会となった現在、高リスク疾患である糖尿病の4分の3は高齢者の方です。さらにそのほとんどの方は歯周病を併発されています。
また超高齢者社会となった現在、高リスク疾患である糖尿病の4分の3は高齢者の方です。さらにそのほとんどの方は歯周病を併発されています。
糖尿病と歯周病
糖尿病は身体の免疫機能を低下させ、血液の流れが悪くなり、唾液の分泌を低下させることで歯周病を進行させてしまいます。
対して歯周病はエンドトキシンという内毒素を出すことで血糖値を下げるインスリンの働きを低下させ糖尿病に悪影響を及ぼします。
さらに歯周病はプロテアーゼという酵素を出すことでインフルエンザや新型コロナウィルスに感染しやすくなります。
糖尿病があると歯周病は進行しやすく、歯周病も糖尿病に悪影響を及ぼす毒素を出し、お互いに病気を進行させることになるのです。
逆を言えば、歯周病を進行しないようにコントロールすることで、糖尿病の悪化も防ぎ、感染症対策にもなると言えるでしょう。しかし歯周病は目に見えづらいお口の中だからこそご自身では症状もわかりづらく、日々の歯ブラシだけでは、なかなか歯周病のコントロールはできません。
対して歯周病はエンドトキシンという内毒素を出すことで血糖値を下げるインスリンの働きを低下させ糖尿病に悪影響を及ぼします。
さらに歯周病はプロテアーゼという酵素を出すことでインフルエンザや新型コロナウィルスに感染しやすくなります。
糖尿病があると歯周病は進行しやすく、歯周病も糖尿病に悪影響を及ぼす毒素を出し、お互いに病気を進行させることになるのです。
逆を言えば、歯周病を進行しないようにコントロールすることで、糖尿病の悪化も防ぎ、感染症対策にもなると言えるでしょう。しかし歯周病は目に見えづらいお口の中だからこそご自身では症状もわかりづらく、日々の歯ブラシだけでは、なかなか歯周病のコントロールはできません。
withコロナという新しい生活様式には、ぜひとも歯科医院での口腔ケアで歯周病のコントロールを取り入れてください。