第66回 健花粉症による口呼吸とオミクロン株
2月も半ばを過ぎ、日によっては暖かく感じる日も増えてきました。
そんな今の季節、「花粉症」の方には憂鬱な時期かと思います。
くしゃみ、鼻水、鼻づまりと、呼吸がしづらい花粉症で、気をつけて頂きたいのが「口呼吸」です。
口呼吸になってしまうと、お口のトラブル以外にも、様々なウィルス性の病気にも罹患しやすくなってしまうので注意が必要です。
特に感染拡大が心配されている新型コロナウィルスのオミクロン株の症状と似ているところもあり、勘違いしないよう注意してください。
そんな今の季節、「花粉症」の方には憂鬱な時期かと思います。
くしゃみ、鼻水、鼻づまりと、呼吸がしづらい花粉症で、気をつけて頂きたいのが「口呼吸」です。
口呼吸になってしまうと、お口のトラブル以外にも、様々なウィルス性の病気にも罹患しやすくなってしまうので注意が必要です。
特に感染拡大が心配されている新型コロナウィルスのオミクロン株の症状と似ているところもあり、勘違いしないよう注意してください。
口呼吸のリスク
新型コロナウィルスの感染拡大により、行きかう人のほとんどの方がマスクを着用するようになりました。
市販されているマスク材質や形状も改良されて、以前より呼吸もしやすくなりましたが、それでもマスクの中では口呼吸になっている方が多くいらっしゃいます。
加えて花粉症の方は鼻での呼吸がしづらいことから、多くの方が口呼吸になってしまいます。
普段は鼻で呼吸することで、鼻の粘膜や毛によって、ほこりなどの吸気中の異物や、ウィルスから身を守り、取り切れなかったウィルスも、お口の中の唾液や、体そのものが持っている免疫作用によって、病気から守っています。それが口呼吸になってしまうことで、鼻の粘膜などのフィルターがかからずに、乾き汚れた空気がそのまま体内に侵入してしまうため、ウィルス性の病気のリスクが上がります。またお口の中が乾燥し、唾液が減ることで、唾液の自浄作用が働かず、歯周病や虫歯などのリスクも増えてしまいます。
花粉症の方が服用する抗ヒスタミン剤の副作用で、お口が乾燥しやすくなる場合があります。
歯みがきや洗口剤などの、こまめな口腔ケアや、ガムを噛むなど唾液を出やすくすることも効果的です。
市販されているマスク材質や形状も改良されて、以前より呼吸もしやすくなりましたが、それでもマスクの中では口呼吸になっている方が多くいらっしゃいます。
加えて花粉症の方は鼻での呼吸がしづらいことから、多くの方が口呼吸になってしまいます。
普段は鼻で呼吸することで、鼻の粘膜や毛によって、ほこりなどの吸気中の異物や、ウィルスから身を守り、取り切れなかったウィルスも、お口の中の唾液や、体そのものが持っている免疫作用によって、病気から守っています。それが口呼吸になってしまうことで、鼻の粘膜などのフィルターがかからずに、乾き汚れた空気がそのまま体内に侵入してしまうため、ウィルス性の病気のリスクが上がります。またお口の中が乾燥し、唾液が減ることで、唾液の自浄作用が働かず、歯周病や虫歯などのリスクも増えてしまいます。
花粉症の方が服用する抗ヒスタミン剤の副作用で、お口が乾燥しやすくなる場合があります。
歯みがきや洗口剤などの、こまめな口腔ケアや、ガムを噛むなど唾液を出やすくすることも効果的です。