第27回  金属を使わない「ノンメタル治療」をおススメ

「ノンメタル治療」とは

金属を使わない治療のことです。今までは虫歯の治療に金属を使うケースが多くありましたが
近年セラミックなどの身体との親和性が高い物質の登場により、金属を使わない治療が可能となりました。

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なぜ金属は身体に良くないの?

① 金属アレルギーの原因

口の中の金属が原因となり、金属アレルギーを引き起こすことがあります。
金属アレルギーとは、局所や全身の皮膚が赤く充血したり、腫れ上がったり、湿疹などを生じる疾患です。

② 金属の腐食

唾液が金属の腐食を促進し、新たなむし歯を作ります。
金属が腐食してセメントが溶け出し、隙間ができることによって、2次的なむし歯になる事が多いのです。

③ 歯ぐきの着色

金属の削りカスや腐食して溶け出したものが、歯ぐきが黒っぽく変色してしまうことがあります。歯ぐきの奥深くまで金属イオンが浸透している為、簡単に取れないことが多く、外科的な手術が必要になる事もあります。

歯科医院で定期検診を受け、良い状態を保つことができれば、その後の歯の未来は変わってきます。歯も心も健康に過ごしていただけるよう、みかりば・小幡歯科医院を健康維持にご利用ください。