第10回 歯がしみる!「知覚過敏」の対処法
歯がしみる!「知覚過敏」の対処法
冷たいものが歯にしみる!歯ブラシがあたると痛む!という症状でお困りの経験はありませんか?
それは、「知覚過敏」かもしれません。
虫歯と似たような症状ですが、虫歯は慢性的にしみる・痛む!のに対し、「知覚過敏」は刺激を受けた時に一時的にしみる・痛むの症状があります。まずは、その「知覚過敏」がおきる仕組みを知りましょう!
それは、「知覚過敏」かもしれません。
虫歯と似たような症状ですが、虫歯は慢性的にしみる・痛む!のに対し、「知覚過敏」は刺激を受けた時に一時的にしみる・痛むの症状があります。まずは、その「知覚過敏」がおきる仕組みを知りましょう!
知覚過敏がおきる仕組み
歯の表面は硬いエナメル質で覆われています。それが何らかの原因ではがれ、その下の象牙質がむき出しになり、外的な刺激が歯の神経に伝わってしみる・痛むという症状が起こります。
知覚過敏の原因は?
- 間違った歯磨き方法
- 歯周病
- かみ合わせや歯ぎしり
- 酸蝕歯
強い力や硬めの歯ブラシで毎日ゴシゴシ磨いていると、
エナメル質は剥がれてしまいます。
歯周病により、歯肉が下がり、歯根が露出すると、
エナメル質より摩耗しやすい象牙質がむき出しになり
知覚過敏が起きやすくなります。
かみ合わせや歯ぎしりで、偏った場所に毎日強い力が加わると、
エナメル質が剥がれてしまいます。
飲食物に含まれる酸で歯の表面が解けることも
知覚過敏の原因になります。
知覚過敏の対処法
早めの受診を!
軽度の場合は、知覚過敏用歯磨き剤で改善することもあります。
歯科での治療は、象牙質の露出部分に詰め物や薬を塗布して保護します。
また、歯根にコーティングを施し、刺激を遮断する治療法もあります。
原因が明確な場合は、その原因を取り除くことが大切です。
「しみる・痛む」を感じた場合は、
早めの受診をお薦めします!